クリスマスカードのオリジナルおよび関連画像/文書
(全ての写真は, 2023年9月29日, Nikon Z6/Nikkor 24-70mm Zoom により撮影)
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小樽芸術村建物配置
https://www.nitorihd.co.jp/otaru-art-base/about/ のイラストに建物名追加。
ステンドグラス美術館
「神と英国の栄光」。左から,聖アンドリュース(スコットランド),聖パトリック(アイルランド),聖ジョージ(イングランド),聖ニコラスとジャンヌ・ダルク(フランス),聖デイヴィッド(ウェールズ)。右は,左端ウィンドウ左下隅の拡大,1917-1919の年号が見える。542.0h × 65.0w cm, ca. 1919。元の教会および工房不明。
「最後の晩餐」,by アラン・バランタイン&ガーディナー。
ca. 1901, 218h × 49.0w x 5 cm。
「善き羊飼い」, ca. 1894。
「種まく人」,19世紀末~20世紀初め。右のパネルには豊かに実った麦を天使たちが刈取る模様が描かれてゐる。
「カンタベリー物語」,20世紀初め。上部右のティンバーハウスの軒下には,1307年にテームズ川南土手サウサーク(Sothwark)に創業のカンタベリー行のための宿,「ザ・タバード(The Tabard,陣羽織亭の意)」の看板が下ってゐる(右図に拡大)。
西洋美術館
「樂園追放」, by John Hardman, ca.1900. ca.67h x 60w cm。
「花と鳥のいる風景」,1898~1900頃。アール・ヌーヴォーの先駆的作品。
「睡蓮とアイリス」,ジャック・グリュベール 1905~1910年頃。グリュベールは,アール・ヌーヴォーを代表する作家。
旧三井銀行小樽支店
「四福音書の窓」,ルイス・コンフォート・ティファニー,制作年不詳。左から,マタイ(人)、マルコ(獅子)、ルカ(牛)、ヨハネ(鷲)の象徴が描かれている。
左から,「幼児よ家に来れ」,「ラッパを吹く天使」,「世の光・ドアを叩くキリスト」。ルイス・コンフォート・ティファニー,1900~1905年頃。
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ジャン・フランソア・ミレー(Jean Francois Millet,1814-1875)に依る繪畫
(1) Le semeur (The sower) 1850, o/c 48 x 59 cm [1].
(2) Le semeur (The sower) 1850, o/c, 99.7 x 80.0 cm. Yamanashi Prefectural Museum of Art
(3) Le semeur (The sower), c.1865
Pastel and Conté crayon on beige paper, mounted on wood-pulp board, 47 × 37.5 cm. Clark Art Institute,
(4) Le semeur (The sower), 1865. Pastel and crayon on papier, 43.5 x 53.5 cm. Walters Art Museum, Baltimore.
(5) Le semeur (The sower), 1851. Lithograph on paper, 27,3 x 20,5 cm. Kroller-Muller Museum
フィンセント・ファン・ホッフ(Vincent van Gogh,1853-1890)に依る繪畫
(1) Zaaier met mand (Sower with basket), September 1881. Black chalk, brown and grey wash, and heightened with white opaque watercolour on laid paper 62 x 47,3 cm. Kroller-Muller Museum
(2) Le Semeur (The Sower) 1888. o/c. 72 x 91.5 cm. Wikipedia
(3) De zaaier, c.17-28 June 1888. 64,2 x 80,3 cm, o/c. Kroller-Muller Museum
(4) De zaaier, naar Millet (The sower, after Millet), January 1890. 64 x 55 cm, o/c. Kroller-Muller Museum
マルテン・ファン・ファルケンボルフ(Marten van Valckenborch,1535-1612)に依る繪畫
Parable of the Sower. o/c, 1580s. Kunsthistorisches Museum, Vienna, Austria. Wikipedia commons.
カンタベリー大聖堂のステンドグラス
Sower on stony ground, Poor Mans Bible window, 13th century stained glass, north choir aisle, Canterbury Cathedral, Kent, England, Great Britain [2]
版画
(1) The parable of the sower; Christ and the apostles standing at left; at right a farmer sowing in a field with birds eating the seeds. Woodcut by Erhart Schön (エアハルト・シェーン, c.1491–1542), Germany. c.1525. British Museum [3].
(2) The Parable of the Sower, from The Story of Christ. Engraving by Georg Pencz (1534–35), Germany. 3.8 × 5.7 cm. Wikimedia
(3) A man scatters seeds; representing the Biblical parable of the sower; here referring to the "ministry of the word", preaching. Etching by Christoph Murer(クリストフ・ムーラー, 1558-1614) after himself, 1622. Wikimedia
(4) The Sower (The Parables of Our Lord and Saviour Jesus Christ). Wood engraving by Dalziel Brothers (ディーエル兄弟,英國, 活動期 1839–93) after Sir John Everett Millais (1829–1896 London), 1864
[4].
Left: The Parable and the Sower (left) and The Parable of the Sower and the Weeds (right) from Das Plenarium by Hans Schaufelein (ハンス・ショイフェライン, c. 1480–1540), Adam Petri German 1517. Metropolitan Museum of Art [5] .
The Sower, by Winslow Homer (ウィンスロウ・ホーマー, 1836–1910, アメリカ) 1878. Wood engraving. [6].
高村光太郎(1883 - 1956)作のブロンズメダル
Left: The Sower (種まく人), c.1933 [7]. Right: 岩波書店のロゴマーク。長野県の篤農家の出の同書店創業者岩波茂雄は「労働は神聖である」との信念を持ち,晴耕雨読の田園生活を好み,ウィリアム・ワーズワース詩(下記)に謳われた「暮しは低く,思ひは高く」を社の精神として定め,高村光太郎のメダルをロゴマークに採用した。
Written in London. September, 1802 (ロンドン・一八〇二年九月)
By William Wordsworth (田部重治譯)
O Friend! I know not which way I must look (おゝ友よ,われいづれの方に慰めを求むべきやを知らず,)
For comfort, being, as I am, opprest, (今われらが生活は外觀のために飾られたるに過ぎざるを,)
To think that now our life is only drest (思へばあまりにも腹だたし。)
For show; mean handy-work of craftsman, cook, (そは工匠,料理人,馬丁などのみすぼらしき細工!)
Or groom! — We must run glittering like a brook (われらは照り渡る陽の下の小川のごとく,)
In the open sunshine, or we are unblest: (輝やきつつ走らざるべからず,さもなくばみぢめなるもの。)
The wealthiest man among us is the best: (われらの最も富める者は,最もよき人と見られ,)
No grandeur now in nature or in book (自然或は書物の中の壮麗なるものわれらを喜ばすことなし。)
Delights us. Rapine, avarice, expense, (強奪,貪慾,浪費,これぞわれらが偶像,)
This is idolatry; and these we adore: (われらはこれらを崇むる。)
Plain living and high thinking are no more: (質素なる生活,高遠なる思索は既になく,)
The homely beauty of the good old cause (昔ながらの善き主張の飾りなき美は去り,)
Is gone; our peace, our fearful innocence, (われらの平和,われらの敬虔に充つる天眞,)
And pure religion breathing household laws. (家法となれる純粋なる宗教もすべて失せたり。)
ルカ傳福音書・第八章(文語譯)
1 この後イエス敎を宣べ,神の國の福音を傳へつつ,町々村々を廻り給ひしに,十二弟子も伴ふ。
2
また前に惡しき靈を逐ひ出され,病を醫されなどせし女たち,即ち七つの惡鬼のいでしマグダラと呼ぼるるマリヤ,
3
ヘロデの家司クーザの妻ヨハンナ及びスザンナ,此の他にも多くの女,ともなひゐて其の財產をもて彼らに事へたり。
4
大なる群衆むらがり町々の人,みもとに寄り集ひたれば,譬をもて言ひたまふ,
5
『種播く者その種を播かんとて出づ。播くとき路の傍らに落ちし種あり,蹈みつけられ,又そらの鳥これを啄む。
6
岩の上に落ちし種あり,生え出でたれど潤澤なきによりて枯る。
7 茨の中に落ちし種あり,茨も共に生え出でて之を塞ぐ。
8
良き地に落ちし種あり,生え出でて百倍の實を結べり』これらの事を言ひて呼はり給ふ『きく耳ある者は聽くべし』。
9
弟子たち此の譬の如何なる意なるかを問ひたるに,
10
イエス言ひ給ふ『なんぢらは神の國の奥義を知ることを許されたれど,他の者は譬にてせらる。彼らの見て見ず,聞きて悟らぬ爲なり。
11
譬の意は是なり。種は神の言なり。
12 路の傍らなるは,聽きたるのち,惡魔きたり,信じて救はるる事のなからんために御言をその心より奪ふ所の人なり。
13 岩の上なるは聽きて御言を喜び受くれども,根なければ,暫く信じて嘗試のときに退く所の人なり。
14
茨の中に落ちしは,聽きてのち,過るほどに世の心勞と財貨と快樂とに塞がれて實らぬ所の人なり。
15
良き地なるは,御言を聽き,正しく善き心にて之を守り,忍びて實を結ぶ所の人なり。
16
誰も燈火をともし器にて覆ひ,または寢臺の下におく者なし,入り來る者のその光を見んために之を燈臺の上に置くなり。
17
それ隱れたるものの顯れぬはなく,秘めたるものの知られぬはなく,明かにならぬはなし。
18
然れば汝ら聽くこと如何と心せよ,誰にても有てる人は,なほ與へられ,有たぬ人は,その有てりと思ふ物をも取らるべし』。
19
さてイエスの母と兄弟と來りたれど,群衆によりて近づくこと能はず。
20 或人イエスに『なんぢの母と兄弟と汝に逢はんとて外に立つ』と吿げたれば,
21
答へて言ひたまふ『わが母,わが兄弟は,神の言を聽き,かつ行ふ此らの者なり』
22
或日イエス弟子たちと共に舟に乘りて『みづうみの彼方にゆかん』と言ひ給へば,乃ち船出す。
23
渡るほどにイエス眠りたまふ。颶風みづうみに吹き下し,舟に水滿ちんとして危かりしかば,
24
弟子たち御側により,呼び起して言ふ『君よ,君よ,我らは亡ぶ』イエス起きて風と浪とを禁め給へば,共に鎭まりて凪となりぬ。
25
斯て弟子たちに言ひ給ふ『なんぢらの信仰いづこに在るか』かれら懼れ怪しみて互に言ふ『こは誰ぞ,風と水とに命じ給へば順ふとは』。
26
遂にガリラヤに對へるゲラセネ人の地に著く。
27
陸に上りたまふ時,その町の人にて惡鬼に憑かれたる者きたり遇ふ。この人は久しきあひだ衣を著ず,また家に住まずして墓の中にゐたり。
28
イエスを見てさけび,御前に平伏して大聲にいふ『至高き神の子イエスよ,我は汝と何の關係あらん,願くは我を苦しめ給ふな』。
29
これはイエス穢れし靈に,この人より出で往かんことを命じ給ひしに因る。この人けがれし靈にしばしば拘へられ,鏈と足械とにて繫ぎ守られたれど,その繫をやぶり,惡鬼に逐はれて,荒野に往けり。
30 イエス之に『なんぢの名は何か』と問ひ給へば『レギオン』と答ふ,多くの惡鬼その中に入りたる故なり。
31
彼らイエスに底なき所に往くを命じ給はざらんことを請ふ。
32
彼處の山に,多くの豚の一群,食し居たりしが,惡鬼ども其の豚に入るを許し給はんことを請ひたれば,イエス許し給ふ。
33
惡鬼,人を出でて豚に入りたれば,その群,崖より湖水に駈け下りて溺れたり。
34 飼ふ者ども此の起りし事を見て逃げ往きて,町にも里にも吿げたれば,
35 人々ありし事を見んとて出で,イエスに來りて惡鬼の出でたる人の,衣服をつけ,慥なる心にて,イエスの足下に坐しをるを見て懼れあへり。
36
かの惡鬼に憑かれたる人の救はれし事柄を見し者ども之を彼らに吿げたれば,
37
ゲラセネ地方の民衆,みなイエスに出で去り給はんことを請ふ。これ大に懼れたるなり。爰にイエス舟に乘りて歸り給ふ。
38
時に惡鬼の出でたる人,ともに在らんことを願ひたれど,之を去らしめんとて,
39
言ひ給ふ『なんぢの家に歸りて,神が如何に大なる事を汝になし給ひしかを具に吿げよ』彼ゆきて,イエスの如何に大なる事を,己になし給ひしかを徧くその町に言ひ弘めたり。
40 斯てイエスの歸り給ひしとき,群衆これを迎ふ,みな待ちゐたるなり。
41
視よ,會堂司にてヤイロといふ者あり,來りてイエスの足下に伏し,その家にきたり給はんことを願ふ。
42
おほよそ十二歲ほどの一人娘ありて死ぬばかりなる故なり。イエスの往き給ふとき,群衆かこみ塞がる。
43
爰に十二年このかた血漏を患ひて醫者の爲に己が身代をことごとく費したれども,誰にも瘉され得ざりし女あり。
44
イエスの後に來りて,御衣の總にさはりたれば,血の出づること立刻に止みたり。
45
イエス言ひ給ふ『我に觸りしは誰ぞ』人みな否みたれば,ペテロ及び共にをる者ども言ふ『君よ,群衆なんぢを圍みて押し迫るなり』
46
イエス言も給ふ『われに觸りし者あり,能力の我より出でたるを知る』
47
女おのが隱れ得ぬことを知り,戰き來りて御前に平伏し,觸りし故と立刻に瘉えたる事とを,人々の前にて吿ぐ。
48
イエス言ひ給ふ『むすめよ,汝の信仰なんぢを救へり,安らかに往け』
49
かく語り給ふほどに,會堂司の家より人きたりて言ふ『なんぢの娘は早や死にたり,師を煩はすな』
50
イエス之を聞きて會堂司に答へたまふ『懼るな,ただ信ぜよ。さらば娘は救はれん』
51
イエス家に到りて,ペテロ,ヨハネ,ヤコブ及び子の父母の他は,ともに入ることを誰にも許し給はず。
52
人みな泣き,かつ子のために歎き居たりしが,イエス言ひたまふ『泣くな。死にたるにあらず,寢ねたるなり』。
53 人々その死にたるを知れば,イエスを嘲笑ふ。
54 然るにイエス子の手をとり,呼びて『子よ,起きよ』と言ひ給へば,
55 その靈かヘりて立刻に起く。イエス食物を之に與ふることを命じ給ふ。
56
その兩親おどろきたり。イエス此の有りし事を誰にも語らぬやうに命じ給ふ。
撒母耳(サムエル)前書 第6章(文語譯)
1 ヱホバの櫃七月のあひだペリシテ人の國にあり
2
ペリシテ人祭司と卜筮師をよびていひけるは我らヱホバの櫃をいかがせんや如何にして之をもとの所にかへすべきか我らにつげよ
3
答へけるはイスラエルの神の櫃をかへすときはこれを空しくかへすなかれ必らず彼に過祭をなすべし然なさば汝ら愈ことをえ且彼の手の汝らをはなれざる故を知にいたらん
4
人々いひけるは如何なる過祭を彼になすべきや答へけるはペリシテ人の諸君主の數にしたがひて五の金の腫物と五の金の鼠をつくれ是は汝ら皆と汝らの諸伯におよべる災は一なるによる
5 汝らの腫物の像および地をあらす鼠の像をつくりイスラエルの神に榮光を皈すべし庶幾はその手を汝等およびなんぢらの神と汝等の地にくはふることを軽くせん
6
汝らなんぞエジプト人とパロの其心を頑にせしごとくおのれの心をかたくなにするや神かれらの中に數度其力をしめせしのち彼ら民をゆかしめ民つひにさりしにあらずや
7
されば今あたらしき車一輛をつくり乳牛のいまだ軛をつけざるもの二頭をとり其牛を車に繋ぎ其犢をはなして家につれゆき
8
ヱホバの櫃をとりて之を其車に載せ汝らが過祭として彼になす金の製作物を檟にをさめて其傍におき之をおくりて去らしめ
9
しかして見よ若し其境のみちよりベテシメシにのぼらばこの大なる災を我らになせるものは彼なり若ししかせずば我等をうちしは彼の手にあらずしてそのことの偶然なりしをしるべし
10 人々つひに斯なし二つの乳牛をとりて之を車につなぎその犢を室にとぢこめ
11 ヱホバの櫃および金の鼠と其腫物の像ををさめたる檟を車に載す
12 牝牛直にあゆみてベテシメシの路をゆき鳴つつ大路をすすみゆきて右左にまがらずペリシテ人の君主ベテシメシの境まで其うしろにしたがひゆけり
13
時にベテシメシ人谷に麥を刈り居たりしが目をあげて其櫃をみ之を見るをよろこべり
14
車ベテシメシ人ヨシユアの田にいりて其處にとどまる此に大なる石あり人々車の木を劈り其牝牛を燔祭としてヱホバにささげたり
15
レビの人ヱホバの櫃とこれとともなる檟の金の製作物ををさめたる者をとりおろし之を其大石のうへにおくしかしてベテシメシ人此日ヱホバに燔祭をそなへ犠牲をささげたり
16 ペリシテ人の五人の君主これを見て同じ日にエクロンにかへれり
17
さてペリシテ人が過祭としてヱホバにたせし金の腫物はこれなり即ちアシドドのために一ガザのために一アシケロンのために一ガテのために一エクロンのために一なりき
18
また金の鼠は城邑と郷里をいはず凡て五人の君主に屬するペリシテ人の邑の數にしたがひて造れりヱホバの櫃をおろせし大石今日にいたるまでベテシメシ人ヨシユアの田にあり
19
ベテシメシの人々ヱホバの櫃をうかがひしによりヱホバこれをうちたまふ即ち民の中七十人をうてりヱホバ民をうちて大にこれをころしたまひしかば民なきさけべり
20 ベテシメシ人いひけるは誰かこの聖き神たるヱホバのまへに立つことをえんヱホバ我らをはなれて何人のところにのぼりゆきたまふべきや
21
かくて使者をキリアテヤリムの人に遣はしていひけるはペリシテ人ヱホバの櫃をかへしたれば汝らくだりて之を汝らの所に携へのぼるべし
ハンムラビ法典 (日本語訳), 第241-271条 [8]
241:
もし人が牛を質に取った時は,銀1/3マヌーを支払う。
242:
もし人が一年間賃借した時は,軌畜の借料として,穀物4クール。
243:
もし・・牛の借料として,穀物3クールをその主に与える。
244:
もし人が牛馬を賃借して,野の中にて獅子がそれを殺した時は,損害は正しくその主に。
245:
もし人が牛を賃借して,不注意の結果,あるいは殴打の結果,死亡させた時は,その牛に相当する牛を牛の主に賠償する。
246:
もし人が牛を賃借して,その足を折り,あるいは首筋の腱を切り取った時は,その牛に相当する牛を牛の主に賠償する。
247:
もし人が牛を賃借して,その眼を潰した時は,その値の半分を銀で牛の主に賠償する。
248:
もし人が牛を賃借して,その角を折り,尾を切り取り,あるいは鼻輪の所の肉を引き千切った時は,その値の1/5を銀で与える。
249:
もし人が牛を賃借して,神がこれを打って死亡した時は,牛を賃借した者は,神の下に誓って放免させられる。
250:
もし牛が道路を通行中人を突いて死亡させた時は,その場合は請求権は決してない。
251:
もし人の牛が突く癖があって突く癖があることを彼の門が彼に知らせたのにその角を短く切らず,その牛を繋がず,その為にその牛が人の息を突いて死亡させた時は,銀半マヌーを与える。
252:
もし人の奴隷である時は銀1/3マヌーを与える。
253:
もし人が人を,彼の原の面前に原の番をする為に賃借して,農具を彼に託し,牛を彼に託し,原の耕作に対して彼を拘束し,もしその者が種子あるいは飼料をぬすんで,彼の手の中に取り押さえられた時は,彼の手を切り取る。
254:
もし農具を取って牛を弱らせた時は,取った穀物の・・を賠償する。
255:
もし人の牛を賃借料の為に賃借し,あるいは種子を盗んで,原の中に何物も生じさせなかった時は,その者に確証し,その後収穫時に,彼は1イクーにつき穀物60クールを量る。
256:
もしその義務を返済することが出来ない時は,その原の中で牛にて彼も引き摺る。
257:
もし人が耕作人を賃貸した時は穀物8クールを1年に彼に与える。
258:
もし人が牛番を賃借した時は,穀物6クールを1年に彼に与える。
259:
もし人が鋤を田野の中で盗んだ時は,銀5シクルを鋤の主に与える。
260:
もし・・鋤あるいは杷を盗んだ時は銀3シクルを与える。
261:
もし人が番人を牛または小家畜の飼育の為に賃借した時は,穀物8クールを1年に彼に与える。
262:
もし人が牛あるいは羊の・・の為に・・
263:
もし彼に与えられた牛,あるいは羊を喪失させた時は,その牛に相当する牛,その羊に相当する羊を彼等の主に賠償する。
264:
もし牛あるいは小家畜が飼育の為に自己に与えられた牧人が,彼の給料を全部受領し,彼の心は満足して,牛を少数にし,小家畜を少数にして,産まれる子を減少させた時は,彼の契約の文言に従って産まれた子と家畜の増殖を与える。
265:
もし牛あるいは小家畜が飼育の為に自己に与えられた牧人が,不正直にして,家畜の目印を変更して銀の為に売却した時は,彼に確証し,その後牧人は盗んだものをその10倍,牛または小家畜を彼等の主に賠償する。
266:
もし畜舎の中に神の崇り(伝染病)が発生し,あるいは獅子が殺した時は,牧人は神の前にて免責の誓いを立て,その後畜舎の中に倒れた家畜を畜舎の主が彼より受取る。
267:
もし牧人が不注意で畜舎の中に麻痺病を発生させた時は,牧人は畜舎の中に発生した麻痺病の損害を完全に賠償して牛または小家畜を彼等の主に与える。
268:
もし人が牛を打穀の為に賃借した時は,穀物20クーがその借料。
269:
もし馬を打穀の為に賃借した時は,穀物10クーがその借料。
270:
もし小家畜を打穀の為に賃借した時は,穀物1クーがその借料。
271:
もし人が牛,荷車及びこれを運ぶ者を賃借した時は,1日に穀物180クーを与える
英國レディング大學付属 『イングランド農村生活博物館』に展示の18世紀に使はれた手動式播種機
農業用機械および道具を示す展示室の一つ [9] 。
發明家・ジェスロ・タル(Jethro Tull)の播種機のイラスト。1901,UK。農業機械化の重要な第一歩 [10]。
補足圖:18世紀に使はれた手動式播種機。レディング大學付属 Museum of English Rural Life(イングランド農村生活博物館)のアーカイヴより複寫 (https://www.omnia.ie/?)
播種機の詳細を示すカラー寫眞 [11]。
参照文献
[1] https://www.meisterdrucke.fr/artiste/Jean-Francois-Millet.html
[2] http://www.soniahalliday.com/category-view3.php?pri=1515-5-33.jpg
[3] https://www.britishmuseum.org/collection/image/61171001
[4] https://www.metmuseum.org/art/collection/search/382265
[5] https://picryl.com/media/the-parable-and-the-sower-from-das-plenarium-d99773
[6] https://www.clevelandart.org/art/1942.1430
[7] https://www.projectdesign.jp/201504/philosophy/002062.php
[8] https://en.wikisource.org/wiki/The_Code_of_Hammurabi_(Harper_translation)
[9] https://merl.reading.ac.uk/wp-content/uploads/sites/20/2021/10/Background-image-3.jpg
[10] https://artsandculture.google.com/asset/GAHSXF9UWgE_tg
[11]
https://merl.reading.ac.uk/wp-content/uploads/sites/20/2021/10/52_334.jpg;
https://merl.reading.ac.uk/wp-content/uploads/sites/20/2021/10/77_263.jpg